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水の種類

水には、一般的な水道水のほか、ミネラルウォーターなどさまざまな種類が存在しています。
水の種類は原水や処理方法によって異なっているため、同じミネラルウォーターでもさらに『ナチュラルミネラルウォーター』、『ミネラルウォーター』などに区分されています。
ここでは水の種類とその特徴について説明します。

ナチュラルウォーター

特定の水源より採水された地下水を原水とした水です。 ろ過・沈殿・加熱殺菌のみで処理されています。

ナチュラルミネラルウォーター

特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留・または移動している間に地層中のミネラルが溶解した水のこと。
ろ過・沈殿・加熱殺菌のみで処理されており、最も『天然水』に近い形となっています。

ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターと同じ水を原水とする水です。 ナチュラルミネラルウォーターとの違いは処理方法にあり、ミネラルウォーターの場合はろ過・沈殿・加熱殺菌のほかに、複数の原水のブレンドやミネラル分の調整、ばっ気、紫外線殺菌、オゾン殺菌などが行われます。

ボトルドウォーター

水道水や蒸留水、河川の表流水など、飲み水として認められた水のことです。
処理方法は限定されていませんが、食品衛生法に基づき殺菌を必要とします。
水道水を原水とするものもボトルドウォーターに含まれます。

RO膜水

逆浸透膜(RO膜)と呼ばれるミクロレベルのフィルターでろ過した水のことです。
一般的なろ過システムでは除去できないトリハロメタンやダイオキシン、ホルムアルデヒド、0-157などの不純物まで徹底除去し、きわめて純水に近い水に仕上げることから、ピュアウォーターとも呼ばれます。

マグネシウムやナトリウムなどのミネラル分も排除されるため、クリアな味わいとなります。

ナチュラルウォーターといっても様々な水があります

上記にあげたナチュラルウォーターと呼ばれる天然水の中にも、様々な種類の水があります。

炭酸水

まず炭酸水。水の中に天然の炭酸が溶け込んだお水です。日本では自然に湧き出る炭酸水は温泉として利用されることがほとんどで、国産の天然炭酸水は非常に珍しいのです。
ですから市販されている天然の炭酸水は外国製がほとんどです。炭酸水の効果としては疲労回復や血行促進、冷え解消など、血流がアップするので疲労物質が排出されやすくなり、食事の前に飲めばお腹も満たされダイエットに役立ちます。

バナジウム水

次はバナジウム水です。最近この水の名前を聞く機会が増えましたね。バナジウム水とはバナジウムという人体にごく微量にしか含まれないミネラルが含まれた水です。
日本では富士山の近くでしか採取されない貴重な水です。この水が注目されている理由は、血糖値を下げて糖尿病を防ぐ効果があるということがラットを使用した実験で判明してきたからです。
そのため健康に気を使う方や、実際に血糖値が高い方から注目されています。

海洋深層水

次は海洋深層水です。この水は海水でも水深200メートル以下の深海から汲まれた海水です。
もちろんそのままでは飲めませんので塩分を取り除きます。この水の利点は汚染されていないきれいな水であることやミネラル分を多く含んでいることです。血圧を下げる効果や血流改善効果があると言われてます。