水の成分
天然水にはミネラル分がいっぱい
天然水やミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルをはじめとするさまざまな成分が含まれています。
ミネラルはタンパク質や糖質、脂質などの3大栄養素とともになくてはならない栄養素として知られており、ミネラルをバランス良く摂取することが健康の維持につながっています。
ミネラルは体内で合成生産できないため、日々の食事で必要量を補う必要がありますが、食の欧米化が進む現代では、慢性的なミネラル不足が問題視されています。
そのため、最近ではミネラルを豊富に含む天然水やミネラルウォーターに注目が集まっており、ウォーターサーバーの導入でミネラル不足を補おうとする方が増えています。
水に含まれる成分
天然水やミネラル分には4大ミネラルのほか、バナジウムや天然亜鉛、有機ゲルマニウムなどが含まれています。
マグネシウム
4大ミネラルのひとつ。骨や歯の形成のほか、酵素のはたらきを促進する作用があり、心臓や血管の正常な機能を維持してくれます。
カルシウム
4大ミネラルのひとつ。骨・歯の形成や脳・神経・筋肉のはたらきに関与しています。カルシウムが不足すると骨粗鬆症などを招きます。
カリウム
4大ミネラルのひとつ。同じく4大ミネラルのひとつであるナトリウムとバランスを保ち、細胞の正常化や血圧の調整を行っています。
ナトリウム
4大ミネラルのひとつ。カリウムと一定のバランスを保っており、体液の濃度の調整や血圧維持のほか、神経伝達や筋肉の収縮を行っています。
亜鉛
必須ミネラルのひとつ。体内に存在する100種類以上の酵素の構成成分でもあり、免疫作用や味覚の正常化、核酸の合成などに関わっています。
有機ゲルマニウム
水溶性ゲルマニウム。体内において抵抗力の向上やアトピーの改善、抗がん作用などへの効果が期待されています。
バナジウム
生体内の酵素の構成に関わっているミネラル分。バナジウムの効能は近年の研究によって大きく注目されており、話題のミネラル分として知られています。
PH(ペーハー)とは
PH(ペーハー)とは、そのお水が酸性なのかアルカリ性なのかを表した数値のことで、0~12の値で表され7が中性となります。数値が7より低くなるにつれ酸性が強くなり、7より数値が大きくなるにつれアルカリ性が強くなります。
酸性が強いお水は酸っぱく感じ、アルカリ性が強いと苦く感じます。ウォーターサーバーのお水の多くはPH6~8くらいです。